パンクについて。バイク人生で初めてパンクした。
なんかスピードが乗らない。後ろのタイヤが急に滑りやすくなった。
と思ってとめたら、後輪がいつもよりやわくなってた。熱くなってた。
しかも場所は県境。誰も助けちゃくれない。とりあえず押して歩いてみたけど、タイヤがつぶれてるもんだから、重いのなんの。摩擦って大事ね。
困ったときのはたくん頼みだ!「10分後にまたかけるから、近くにバイク屋ないか調べて。ここ県境。」ガチャ。…10分後。「え?全然わからんて?そうかー残念。」ガチャ。トボトボ歩く。それから僕が考えたこと。「市内のバイク屋に電話してバイク運んでもらって5000円、タイヤ交換に8000円、工賃に2000円の、15000円かー。ひくわー。」と渡辺ばりに結論をはじきだして、これじゃいかん!って思った。ポジティ部代表の名がすたるわ!と、村人探しを敢行。いたいた!すごい困った顔で打ち明ける。4km先に自転車屋さんがあるらしい。サイクルショップかーと微妙ながらも、バイク押して行くことにする。4キロておい。
無我の境地で1時間。ほら着いた。好きにしとくれ。おっちゃんがパンクの原因を引っこ抜いてくれた。細さ1mm、長さ1cmの木片じゃあないですか。そそそそんなもので?!次におっちゃんのとった行動。その小さな穴を、人差し指くらいの緑の液体を塗った鉄の棒でグイグイ広げだした。何してんの?とも言えなくて。そしてこれまた緑の液体を塗りたくった、カニカマみたいなゴム片を二つに折ってその穴に突っ込んで、タイヤから生えた2本のゴムの生け花。それをハサミでチョキンと切って一丁上がり。あらまぁ!!!!1500円をお支払いして、サイクルショップなんたら、をあとにしたのでした。ありがとう!また来ます!とか言いながら。もう来ねえよ!