「おっちゃん!ごめん!!」
僕達は注文していたチーズもんじゃライス達を潔く諦め、AZホールへ向かった。会場前で妻を車から降ろしつつ、会場近くのコインパークでぶっちと合流しつつ、再びAZホールへ向かった。雪の降り積もった歩道をぶっちと手を繋いで走る。まだキレイなままの雪の絨毯に二人で刻む足跡の平行線。舗道の錆びついた自転車が凍えている。僕らの町に今年も雪が降る。いつもと同じ、白い雪さ!